■ 夏休みの終わりに野良猫を抱くための戦い。

それは激しくつらい戦いでした。
野良猫にエサをあげる。
野良猫は直接ぼくの手からはエサをとろうとしないで引っ掻たり噛みついたりしてぼくにエサを地面に置くことを要求する。
ぼくは断固拒否の姿勢を貫き、指から血の滴るまま、血が染みたビーフカルパスをそれでも手に持ったままエサをやること三度、ようやく野良猫がエサを食べに来たのでぐわっしと左手で猫を捕獲。
流血のお返しとばかりにひたすら撫で回してやりました。

現在左手には３４の爪のひっかき傷。
２カ所の噛まれ傷。
けっこう見た目が恐ろしい状態になっしまった。噛まれた指は腫れるし化膿するしで、うまく動きません。
ちなみに猫にひっかかれると、猫ひっかき病というのが本当にありましておもにリンパが腫れます。そのほうかもう一つ雑菌による病気があるんだけども、どちらも抗生物質で治しましょうというもの。
ちなみに最悪の場合は猫でも狂犬病ウイルスをもっていて人間にうつる場合があります。この場合は治ることはありません。
猫にひっかかれたときはすぐに水で洗ってできれば消毒をしましょう。

このブログを読んでいる人は猫好きしかいないと信じておりますが、そんな猫好きのみなさんも、野良猫を抱くための戦いをするときはご注意を。

■ 続想像生活。

さて、猫を飼うとして。
三歳ぐらいの大人の猫でいい。
猫は朝起きて昼寝て夜遊ぶ。
僕は朝猫にえさえさと猫パンチで起こされ、昼は働き、夜猫と遊び寝る。
猫は避妊か去勢ずみで、あまっちょろくもブリーダーで室内飼い専用として育てられたような猫。
そとの世界をしらない可哀想な猫。そとの世界をしらないから残忍なぼくはそのまま室内で飼い続ける。
でも、猫一匹では可哀想だからもう一匹猫がいたほうがいいんじゃないか。昼間じっとひとりで寝ている猫を想像すると寂しさとストレスで参ってしまうのではないか。
それなら二匹だ。
二匹ならじゃれ合って遊んでいるのかな。でも大人の猫同士はあまりじゃれて遊ばないのではないか。
相性が悪い同士で留守番をするのも逆にストレスがかかってしまうような。
エサはドライものと猫缶を朝夜の交互。旅行に行くときは自動エサ給付機械を買うか、ペットホテルに預けることになるだろう。
猫二匹か、餌代もそれなりにかかるな、猫砂代もそれなりだろうか？
猫草は飼わないとだめなのか？毛繕いしたら猫草で毛玉をはかないといけないし。
夜中に運動会を始めたりするのだろうか。

ああ、悩みはつきない。

■ 想像生活。

猫を飼おうと思うけれど。
想像猫生活。
猫選び、猫を飼う。飼おうと思っても最近は捨て猫というのは見かけない。猫公園から野良猫をひろってくるのもいいんだけど、そもそも野良猫はエサをちらつかせるときしか、にゃーにゃーないてこないので捕獲が難しい。
ネットの猫ブリーダーページをみると子猫がだいたい十万円～なのでそういうのはちょっと。
よって近所のペットショップというのもないかな。
成人した買い手のない猫をブリーダーから安くかうか。動物病院とかに貼ってある里親捜しに名乗り出るのが安くて賢い猫選びなのだろうか。

ぼくの思い出の中では、猫というのは気が付くと家にいたものなので、そこらでなにかしら困って鳴いている猫に声をかけてやると家までかってについてきて、そのまま居候のような気がするんだけど、最近はそういうのがない。
猫を売り買いするというのはどうも猫好きの仁義に書けているのではないかと思うのだけれども。

もちろん猫の避妊去勢に、トイレから毛のブラッシングまで、そういうことを煩わしいと思いつつも、そういうのがすべて済んだ大人の猫を飼いたいなと思うのは・・・・・・恋愛観とかでてるんですかね？

■ なぜこんなことに。

なんでこんなことになったのかと言えば、ねこ占いをやってみたから。
ねこ占いとは、ちょっと昔に何でも占いにしてしまえ的な流行の時期にでた占い本で、ちょっとした話の流れですることになってしまった。
デボンレックスというなかなか日本人には馴染みのないねこが占いの結果として出てきたものだから、紹介のために検索してみて行き着いたのがニャンダフル
ここの子猫誕生情報（ブリーダーから猫をかって主に室内猫としてかいなさい）をみると、のってるよ、のってるよ。子猫が山盛りでのってるの。
やめてくれ、そんな目でこっちを見るな、という危険な猫たちが山のようにいて、おかげで勉強に全然身が入りません。
ちなみに一匹１０万円からしますが・・・・。

僕の好みを言うと子猫ではなく、成猫のほうがいい。
もし僕が買うなら、もう去勢・避妊後の二歳ぐらいの猫だと一匹三万円ぐらいのお手頃なお値段に・・・・。
まぁ、猫は値段じゃないのだけども。
かわいいときは高く売って、売れない成猫は安くなるのは市場経済というもの。
ぼくの場合は、ぼくが病院につれいって避妊・去勢手術をさせる勇気がないからです。
ぼくには未だにあの光景が頭から離れません。（過去の猫記事参照）
あー、いっそ転勤して猫可能部屋かりて、猫を五匹ぐらい飼うのもいいかなと夢のような猫生活を夢想してしまう。
きっと朝になるとお腹を空かした猫たちがぺちぺちと顔をたたいて起こしてくれます。（飼い主として認められていないともいう）
ああ、猫かいたいな。
ああ、猫を膝に乗せたいな。
ああ、猫をお腹に乗せて昼寝したいな。
そういう断ち切っていた情念が芽生えてきてしまった。

猫おそるべし。

■ えきねこ。

スーパー駅長のたまも悪くはないけども、最近は周囲が騒ぎすぎてちょっと興ざめだったり。洋服を着せるあたりがちょっとぼくとしてはやるせない思いなのですが。
そんな猫好きなあなたにおすすめの駅関係ねこはこちら。http://jp.youtube.com/watch?v=AdF84FcHIJg
自動改札で寝るねこ。
この人の出入りを気にしない猫と、猫を気にしない人間の調和が素晴らしい作品です。

最近はこれかわいいだろ？　系の動画が増えるなかで秀逸ではないかと思いますが、猫好きのみなさんの意見を求めます。

■ 新しきバイブル。

猫好きのバイブルといえば。
世界の猫カタログでありますが。
このたび、人気の猫種図鑑という新たなバイブルが発売されました。
世界の猫カタログは黒い表紙がきりりと光る硬派な図鑑的なものでした。
猫種図鑑は猫の写真つきのやわらかな図鑑になっています。

まぁ、猫好きならどっちかはもってないといけませんよ。
ほんとに。
まったく。

■ 発見。

猫を、黒猫にリード（紐）をつけて散歩しているおばちゃんを発見した。
気になる。
気になって夜も眠れない。
ああ、なんであのおばちゃんは猫にリードをつけて散歩させるのか。
猫が室内飼いだから定時で散歩させているのか。
あの猫は生まれたときからああやって散歩しているから嫌がらないのか。
猫のテリトリーの見回り概念はないのか。
夜の集会にもリード付で参加しているのか。

ああ、気になる。

■ どなべとねこに。

ちまたで噂のねこ鍋。

知らないひとのために土鍋猫。
ねこ鍋

猫がどなべにはいるのです。
２匹はいると大盛りです。
３匹はいると特盛りです。
とりあえず、見てください。

■ あらゆる場所に花束が。

ちょっとだけ高級な猫缶を買って猫の家（カテゴリー猫参照）に行った。
梅雨明けの真夏の日差しにじっとりどっぷり汗が吹き出すとても暑い日。
猫の家の裏に回って勝手口を開けると台所のイスの上で猫が丸くなっていた。
明かり取りの天窓をわずかに開けて猫だけの出入り口にしてある。そよそよと吹き抜ける風が涼しい。猫にとっては格好の昼寝ポイント。
猫缶をエサ皿（ただのカップ焼きそばのパック）にあけて静かに眠った猫を眺めていた。
やがてぼくは、にゃぁにゃぁにゃぁと人間用猫語で話しかけて猫の冷えた体を撫でた。
固くなった肉球を押したり、髭を引っ張ったり、猫耳に息を吹き込んで、冷たい体を撫でた。もう一度、にゃぁにゃぁにゃぁと人間用猫語で語りかけながらしばし立ちすくむ。
無性に煙草がすいたくなったので自販機でどこぞのメンソールを買ったけどあいにくとライターもマッチも持っていないし、もともと喫煙者でもないのだけれど。
この猫は夕飯どきに僕の膝の上に乗るのが好きだった。食卓に手を出すわけでもなく膝の上に乗ってきて、ご飯とかみそ汁とか漬け物をじっと眺めていた。食卓の風景が好きだったのかも知れないけれど。
ぼくはしばらく猫の家のソファーで無味な煙草をくわえてプラプラしたり、夏の空を眺めたり、眠った猫を膝にのせようか考えたり、ゆっくりと時間をかけて仏教とかキリスト教とか知ってる限りのいろんな祈りを呟いて裏庭に穴を掘って猫エサと煙草とそのすべてを埋めた。
僕は猫の家にもどり、もうここは猫の家でもないんだなと猫の家の天井を眺めてソファーに寝転んで目を閉じた。生憎と涙はでないのだ。

■ 焼き猫。

スノボの帰りに押し入った友達宅にあったもの。
ネコズキ同盟の友達は最近陶芸にこっていて自分でつくったらしい。
頂戴といったのだけれど、ものすごく手間がかかったので５０００円でも割があわないと仰り、譲ってはもらえませんでした。
一応箸置きらしいです。

本格陶芸の場合、ただの土を形にまとめるので細い部分（主に足）がたいそう折れやすくてもう二度とつくりたくないと申しておりました。
家庭のオーブンで焼ける粘土みたいな、そういう奴だったら簡単みたい。