■ 同窓会ほか雪山の季節。

同窓会があったので参加した。
高校から現在もつながりのある友人数名に連絡したところ参加するのがぼくともう一人だけだった。

参加した。
３０～４０人くらいで二次会はその半分ぐらい。
懐かしい人々と懐かしい話をする。
半分ぐらい？　が結婚していたり子供がいたりとかそういう話だったり、あとは仕事の話とか世の中大変だよねとそれぞれがそれぞれの大変さを語たりあう。連絡先を交換してもそれが実際に使役されることがあるのかわからないのは、みんながみんな事情をかかえているからとも解釈できる。

ぼくとしては、参加したもう一人の友達と二十歳前後のときに洋服を買いに行ったもので、いちおうジャケットやシャツでいこうかと打ち合わせしていたものの、参加した男性陣は結構ルーズだった。
それともぼくは洋服の毒性のほうにだいぶ足をつっこんでしまったからもの足りなさを感じるのだろうか。
おしゃれになったね、なんて言われると答えにくい。
高校生の頃となにも変わったわけではない。
高校生は高校生なりに気をつかっていたものが、大人は大人なりであるだけ。
そこに深くはまってからでないとわからないものがあるように、絵を描く人でないとわからない技巧的なすごさだったり、車にはまらなければ見えない世界だったり。
そもそもおしゃれだねといわれても、かっこいいねなどと一度も言われたことがないのはぼくがかっこわるいからだとわかりやすい帰結。
論点がずれた。

雪が降り、いくつかのスキー場が営業をはじめている。
とりあえず来年そうそうに泊りでの雪山予定を立てて、企画のみでプランを丸投げした。
今年こそ毎年言っているわりには毎年実行されない例のスキー計画が行われるといいなとおもう。


同窓会にむかしの片思いだった子とかいてすこしだけ話したりした。
仕事なり友人なり最近は物怖じせずになんでも口にだせる人間になったけれど、意外と純情な自分を発見した。
つまりは緊張してあんまり上手に話せなかった。